「ある事の喜び」よりも「しかない楽しさ」
今は色んな企業や個人が飲食店を出すようになった。業態もやり方も様々・・・
間借りや昼夜別業態なんかも当たり前。
店舗さえ持たないお店?もあるよね!
ここ数年、飲食店自体がよく分からなくなってたんだけど、最近少〜しづつ分かって来た気がするんだよね〜
この前、テレビでアイリスオーヤマて言う家電メーカーがバカ売れしてるってのを見たんだ。
要は不必要な機能をなるだけ削って、シンプルに使い易く、値段も安くしてと言うやり方なんだってね。
いわゆる「引き算の商売」だよね!
それが功を奏して、小が大を食ってる状況みたいだね。
確かに5万も6万もする電子レンジは、300種類くらいの機能があるんだけど、ほとんど使ってないよね?
僕も電気窯は.美味しく炊くには8万円くらいのが必要だと思ってたんだけど、あれも要らない機能満載で、年に何回五目ご飯を炊くか?五穀米の設定はいるのか?お粥は電気窯で炊くか?な訳・・・
冷蔵庫にしても喋る必要があるのか?って事だよね!
昔はなんでもあるのが便利で良いと思われた。
今は逆!
飲食だってそう。
色々な料理や、色んなドリンクがあるのが嬉しい時代もあった。
開発力がある大手さんが、それでドンドン居酒屋需要を拡大してくれた。
ホントにありがたいと思ってる。
で、ここに来て「ある事の喜び」よりも「しかない楽しさ」の方が選ばれる様になった訳だよね!
それはオレ達の得意分野じゃない⁉️
おでんと、刺身と、焼き物、
ビールと焼酎と日本酒がちょこっと、
で、そこに親父の面白さってのがオレ達の居酒屋、酒場の本来の魅力!
酒場って親父やスタッフ、隣の人と仲良くなるのが楽しいんじゃない!
今それが求められてる訳だよね!
15年前くらいに、居酒屋も専門特化するのが主流になっていった時代があった。
誰でも作れる様な料理を出す居酒屋は終わりだって言われた。
でもまたそれが一周回って、コックレス、シンプル、楽しい関係性がうける時代が来た!
要するに引き算。
だから40も50も料理があって、ずっと作り続けてたら、親父が面白さを出すなんて無理だよ。
10品だけにしてお客さんと喋ってた方がいいよ。
盛り付けだって、誰も喜ばない付け合わせはいらないよね!
それよりも楽しい関係性、場所を提供する事がオレ達がやってる本来の居酒屋、酒場ってそういうもんじゃないかな?
と、令和の初め、オリンピックイヤーの初めに思いました(^_^)
今年も頑張りません。楽しみま〜す😄
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