くいものや楽、汁べゑ、椿々、東京ワイン倶楽部 楽、チョップスティックカフェ、三十五段屋、ゑびす堂、楽椿、べゑ's BAR 虎龍 、2918、東京コケコッコ本舗の楽コーポレーション オフィシャルサイト

Q.社員教育はどのようにされているのですか?

楽コーポレーション代表取締役 宇野隆史 ミニコラム「一問一答、親父に聞け!」絶賛気楽に連載中

 

すごくキザな言い方だけど、まずはお互いに好きになる事が大切だと思ってる。

そして僕自身が商売を楽しんでる姿を見せる事が大事と思う。

僕が常に身近な存在でいることで、僕のことを若者たちが「この程度でも家が建てられるんだぁ」、「この程度でもいい車乗れちゃうんだぁ」って思ってくれればいいって思ってるよ😆www!オレにも出来そうだなって思ってくれればいい!

 

あと、お店の売り上げが下がって来た時がチャンスだぞってのはよく言うよ。

「今まで良かったのは今までの先輩のお陰、で悪くなったのはあなた達のせいだから、良く考えてもう一回上げて見なさい。今まで気付かなかった事に気付くいいチャンスだぞ!」って。

僕自身がお店に立ってる時だってあったよ。
ピークがあれば必ず下り坂もある。

売り上げが下がって行く時ってのは、基本的な事を忘れている事が多いんだよ。

料理が雑になったり、接客が乱暴になったりしてないか?!
フランパン振りながらでもお客さんのことを気にして見てるか?!

回復には劇的な方法なんてのはなくて、結局はこう言う細かい基本的な事が出来てるかを再確認して、改善して行くしかない。

普段はそれに気付かないもんなんだよ。

 

売り上げが下がった事や、他の事でも失敗した事自体は責めないよ。

最近も、ちょっと口が悪い子がいて月に2回も事務所にクレームの電話がかかってくるなんてことがあった。

でも言ったんだよ、
「良かったなあ、ウチのお店でそれだけの経験が出来て。これが自分のお店だったら大変だったぞ!それが分かって良かったなあ」
って。

クレームをもらった事は責めない、でも変わるチャンスをもらったのに変わって行かなかったら怒るよね。

 

結局、基本的な事が出来なくなったりってのは、最初の気持ちを忘れて、想いが薄くなってる事が多いんだよ。

独立を目指してるような子達はみんな最初は、
「美味しいのもを出して喜んでもらいたい!」って気持ちで料理を作って、
それを「美味しいでしょ!」って笑顔で持って行って、
お皿が下がって来たらちゃんと食べてるかなあって確認して、
帰る時には「〇〇さん、今日はどうでしたか?」ってやってたはずなんだよ。

そういう濃い気持ちがなくなって来た時に下り坂を迎える。

売り上げが下がるってのは、色んなことを元に戻してくれる凄いチャンスなんだよ。

 

僕は店舗数にはほとんどこだわりはない。
でも想いが薄くなってる店がある事は我慢出来ない!

だから、店を濃くする為に店を閉める覚悟はいつでも出来てる。

数は求めていない!
濃さしか求めていない!

 

実際ここ3〜4年間で、30人近くの子が独立してて、去年は人手不足で物理的に営業が無理で閉めた店もあるけど、店を濃くする為の積極的閉店はドンドンするし、寂しいとか悔しいはないよね。

元々、店長クラスに成長した子には、頭になって独立した時を想定して勉強して欲しいから新たに出店してるわけで、数を求めてるわけじゃないから。

 

「独立してどうやって繁盛店に育てて行くか?」を勉強するのがウチのテーマだからね!

そのための場所やチャンスはどんどん提供する!ってのがウチ流の社員教育かな。

だからこれからもドンドン独立して行って欲しい!

集え、未来の一国一城の主人たち!

 

※写真は???😆😊😅